[PR]

 昨年のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」のオープニングで使われたミニチュアを作った写真家、田中達也(1981年生まれ)の個展が、東京都中央区の日本橋高島屋で開かれている。再現されたひよっこの街など実物のミニチュア約30点と、ミニチュア写真約100点は、すべて撮影・拡散OK。SNSで話題を呼びそうだ。

 田中はイラストレーターを経て、2011年から日用品や食品サンプル、ドイツ製のジオラマ用人形を使い、ユニークな写真を撮っている。インスタグラムなどに毎日作品をアップし、フォロワーは140万人超。出世作はひよっこのミニチュアだろう。今回、オープニングの夕焼けの街を再制作した。

 ミニチュア写真家を名乗る田中の真骨頂は、実は見立ての世界。チャーハンを波に見立てた「チャーフィン」、台所用品を遊園地に見立てた「ディッシュニーランド」など名付けもユーモアにあふれる。普段の買い物で見つけたものから、発想を膨らませるという。

 田中は「たくさん撮った写真をお土産として持ち帰って、自分なりの見立てを考えてもらえれば」と話した。

 「MINIATURE LIFE展 田中達也 見立ての世界」は23日まで。会期中無休。(木村尚貴)