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 山形県鶴岡市立湯野浜小学校の5年生17人が12日、市の魚「クロダイ」の稚魚2千匹を学校近くの海に放流した。児童たちは「大きくなってね」と声をかけながら、稚魚を見送った。

 15年前から続く市の放流事業で、釣りを通して自然の大切さを伝えているNPO法人おけさ会(粕谷雅昭代表)も協力。「真水が混じる沿岸にすんでいて、山や川もきれいじゃないと大きくなれない。人間生活の影響を受けやすい魚です」と児童たちに教えた。

 稚魚は体長3~5センチ。40センチほどまで成長するのに5年かかるという。渋谷海聖君(10)は「可愛くて育てたいぐらい。放すのは少し寂しいけど、もっと大きくなってほしい」と話した。(佐藤孝則)