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 開幕まで1年を迎えたラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、優勝チームに贈られる「ウェブ・エリス・カップ」が12日、山梨県都留市田原3丁目の都留文科大学ラグビー部のもとに届いた。同大のグラウンドで披露されると部員からどよめきが起き、間近で見入っていた。

 組織委員会が今年5月8日の大会500日前キャンペーンで、楕円(だえん)の形をした物の写真や動画、大会へのコメントをSNSで募集。けがで入院していた3年の曽我部慎平主将(21)がキャンペーンを知り、ラグビー部として投稿した。

 部員がグラウンドで横になり、楕円形を作った写真と、「ラグビーW杯を通して世界が一つの輪になって、たくさんの人にラグビーの面白さを知ってもらえたらうれしいです」というコメントをつけた。約3千の応募の中から抽選で「『ウェブ・エリス・カップ』があなたのもとにやってくる特典」に当選した。

 ラグビーが生まれるきっかけを作ったとされる英国の少年の名を冠したトロフィーは、純銀製で金箔(きんぱく)に覆われ、高さ47・2センチ、重さ4・5キロ。歴代の優勝チーム名も刻印されている。曽我部主将は「トロフィーが来るなんて信じられなかった。自分たちの競技レベルは高くないけど、志は高く持って、山梨から大会を盛り上げていきたい」と話した。(田中正一)