[PR]

 自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(51)が月刊誌への寄稿で、同性カップルを念頭に「子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」と主張した問題の波紋が収まらない。同党は杉田氏への指導を公表したが、対応は後手後手に回った。「性的な多様性の受容」を掲げる党の対応は、なぜ鈍かったのか。

 「『あんた辞めろ』というのではなく、まだ若いですから、しっかりと注意をしながら、仕事をしていってもらいたい」

 17日夜、自民党総裁選を取り上げたTBSの番組で、石破茂・同党元幹事長と生討論した安倍晋三首相は、杉田氏の問題について、「私たち夫婦も子宝に恵まれていない。『生産性がない』はつらい」としたうえで、こう述べた。

 これに対して、石破氏は、昨年の衆院選で、同氏と安倍首相の選挙区がある比例中国ブロックの比例単独候補の中で、杉田氏が最上位になったことを「解散のその日に知りました」と不満をあらわにした。

 月刊「新潮45」8月号への杉田氏の寄稿が注目されたのは7月18日。同性愛を公表している立憲民主党の尾辻かな子議員が、ツイッターに、「すべての人は生きていること、その事自体に価値がある」と投稿し、批判の声が広がった。

 これがマスメディアで報道されると、当事者団体などが、抗議声明を相次いで発表。自民党に政策提言をしている当事者団体「LGBT理解増進会」も緊急声明を出し、「公約にも反している」と指摘した。

 だが、当初、自民党の反応は鈍かった。二階俊博幹事長は、「人それぞれ政治的立場、いろんな人生観もある」と述べるにとどまった。谷川とむ衆院議員は、インターネット放送の番組で「(同性愛は)趣味みたいなもの」と発言した。

 大規模な抗議集会が全国で起き…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら