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 関西電力は12日、定期検査中の高浜原発3号機で、10日に作業していた協力会社の50代の男性作業員が、事前に定めていた計画線量を超えて被曝(ひばく)したと発表した。原子炉等規制法で定められた年間の限度線量には達しておらず、作業員の健康に影響はないという。

 関電によると、作業員は10日午後、原子炉格納容器内の大型弁の点検を担当。この日の計画線量は0・9ミリシーベルトだったが、管理区域から退出しようとした際、1・81ミリシーベルトの被曝が確認された。

 計画線量の上限に近づくと、線量計が警報音で知らせるが、作業員はイヤホンを着けなかったため、気付かなかったという。

 また、関電は3号機の蒸気発生器の伝熱管と、管を支える管支持板の間に異物が見つかったと発表した。今後、異物の取り出しを進めるとともに、原因について調査を進める。(山田健悟)