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 金沢三文豪のひとり、室生犀星(1889~1962)の好んだものや装い、暮らしの美意識が絵と文章から伝わってくる。室生犀星記念館(金沢市千日町)の名誉館長で孫の室生洲々子(すずこ)さんが「犀星スタイル」を編集した。「おとなの絵本として楽しんでほしい」と洲々子さんは言う。

 美男子でない、背が低い、とコンプレックスを抱いていたという犀星だが、明治生まれのおしゃれさんだった。背を高く見せようとげたを履き、山高いソフト帽を好んでかぶった。ラクダのシャツが着物からはみ出して見えるのを嫌い、シャツのえりもとや袖を切って着た。

 洲々子さんの亡き母朝子さんが父犀星のエピソードをつづったエッセーから、洲々子さんが文章を抜粋して魅力的なタイトルをつけた。満洲ダイヤ、女ひと浴衣、ネルのポケット、タータン・チェック、ハイヒールの穴……。

 寄り添う絵が斬新だ。東京在住…

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