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 米アップルは12日午前(日本時間13日未明)、「iPhone(アイフォーン) XS(テンエス) Max(マックス)」など新たな3機種と、腕時計型端末「アップルウォッチ」の新商品「シリーズ4」を発表した。「XS」のシリーズと「シリーズ4」は21日から日米などで発売される。

 「XS Max」は画面がiPhone史上最大となる6・5インチで、これまでの「X(テン)」と同じ5・8インチの「XS」も発表。いずれも鮮やかな色彩が特徴の有機ELを画面に使用し、ステンレススチール製の筐体(きょうたい)で、「X」よりも防水機能や端末の表面と裏面のガラスの強度を高めた。両機種は、米などで14日に予約注文の受け付けを始め、21日に発売される。色は金、銀、スペースグレーの3色で、容量は64ギガ、256ギガ、512ギガの3種類。価格は「XS Max」が税別で1099ドル(日本では12万4800円)から、「XS」が同999ドル(同11万2800円)から。

 「XS」の廉価版に当たる「XR(テンアール)」も発表した。アルミニウムを筐体に使い、画面は6・1インチのLCD(液晶ディスプレー)。「X」と同じ形状でホームボタンがなく、顔認証でロックを解除できる「フェイスID」も装備されている。色は青や黄など6種類。日米などでの予約受け付け開始は10月19日からで、同月26日に発売する。容量は64ギガ、128ギガ、256ギガの3種類。価格は税別で749ドル(同8万4800円)から。

 今回発表された3機種は、いずれも「X」の8倍の処理速度があるプロセッサーが使われている。情報処理を司(つかさど)るプロセッサーをより高機能にしたことで、写真撮影した画像の被写界深度をあとから変更し、人物の背景の「ぼかし」を自由に変えることができる機能が加わった。

 アップルウォッチは「シリーズ3」まで同じ大きさだったが、「シリーズ4」で初めてサイズを変更。画面が40ミリ、44ミリと、3割ずつ大きくなる一方、より薄くなった。スピーカーも改良され、これまでより5割大きな音が出るという。日米などで9月14日に予約注文の受け付けを開始し、21日に発売される。価格は399ドル(同4万5800円)から。従来の心拍数だけでなく、心電図もとれるようになる。年内に米国で、対応ソフトウェアがリリースされる(日本は未定)。健康管理の面では大きな変化になりそうだ。(米カリフォルニア州クパティーノ市=尾形聡彦