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 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の返還と、日米が条件とした県内移設の計画に翻弄(ほんろう)された22年。6度目の知事選が13日、告示された。候補者が熱く訴える一方、有権者には冷めた空気も漂う。何を選び、何を託すことができるのか。

 13日午前、沖縄県名護市。しゃぶしゃぶ店を営む屋部(やぶ)笑美子(えみこ)さん(69)が、買い出しのために車を走らせていると、張り出されたばかりの知事選候補のポスターが目にとまった。

 7カ月前――。悩んだ末に「白票」を投じた。米軍普天間飛行場の名護移設が浮上して6回目の市長選。「どんな結果が出ても政府は参考にしようとしない」。疑問が頭から離れなかったからだ。

 棄権したことはない。ただ、選択は揺れてきた。

 1997年の住民投票は「賛成」の運動を炊き出しや事務作業で手伝った。当時は辺野古の2キロ沖に、撤去可能なヘリポートをつくる案だった。普天間返還を優先する考えが理解できた。でも、2006年に、地元の頭越しに計画が変更され、2本の滑走路を設ける現在の埋め立て案になって、反対に転じた。「裏切りもの」とささやかれ、反対派からは「スパイ」と疑われた。

 13年秋、テレビに映る沖縄選…

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