店の外観そっくりのすし屋に「客奪われた」 訴えを棄却
店の外観がそっくりのために客を奪われたとして、すし居酒屋「や台ずし」などを展開するヨシックス(名古屋市)が、すし店「磯丸すし」(横浜市、昨年9月閉店)を経営していたSFPホールディングス(東京都)に外観の変更などを求めた訴訟の判決が13日、名古屋地裁であった。地裁はヨシックスの請求を棄却した。
判決で角谷昌毅裁判長は、「や台ずし」の外観は「ありふれたもので、顕著な特徴があるとは認められない」と指摘。被告のSFPホールディングスが模倣したとしても、責任は生じないとした。
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