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 幕末に挙兵して京を目指した「水戸天狗(てんぐ)党」。その活動の中でも多くの足跡を残した越前の地をたどるツアーを福井県が企画した。旧跡めぐりだけでなく、ゆかりの人たちとの交流会などツアーならではのイベントも予定している。

 天狗党は1864(元治元)年、水戸藩の尊皇攘夷(じょうい)論者たちが旗揚げ。家老の武田耕雲斎を首領に、京にいる一橋慶喜を通じて朝廷に志を伝えようと西進したが、越前・敦賀で降伏。823人の浪士は幽閉され、耕雲斎ら約350人が処刑された。

 ツアーは、隊士が幽閉されたニシン蔵、天狗党をまつった松原神社、隊に加わった少年たちを引き取った永厳寺(いずれも敦賀市)などの建物や博物館をめぐるほか、普段は旧家が秘蔵している品も見学できる。宿泊時には、地元の研究者や関わりの深い寺の住職らを招き、交流会を開く。

 日程は10月19~21日の2泊3日。募集人員は20人で、茨城の在住者や出身者などに限定している。費用は水戸駅発が5万9千円、東京駅発が5万5500円。問い合わせは福井県観光振興課(0776・20・0380)へ。