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 7~8月の山岳遭難事故の発生は721件で前年同期より110件増え、統計を取り始めた1968年以降、過去最悪だったことが13日、警察庁のまとめで分かった。遭難者も793人(前年同期比88人増)で最も多く、4年連続で700人を超えた。死者・行方不明者は71人(同3人増)だった。

 遭難者全体のうち、40歳以上は627人で79・1%を占めた。60歳以上は367人で46・3%。都道府県別では、長野が遭難者121人、発生が117件でいずれも最も多かった。

 遭難原因は「疲労」(同37人増)と「病気」(同20人増)の増加が目立った。警察庁は「猛暑が続いたので体力の消耗が激しく、熱中症になる人も多かった可能性がある」としている。(小林太一)