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 浜松市中区の静岡大学浜松キャンパスで14日、外国人留学生などの大学院生や学部生計89人の秋季学位記授与式が行われた。修士課程を修了した第2期「アジアブリッジプログラム」(ABP)の留学生33人も石井潔学長から学位記を受け取り、友人たちと笑顔で記念写真に納まった。

 ABPは県内の企業や自治体と連携し、静岡とアジア諸国の架け橋となる人材育成を図るプログラム。県内企業が進出しているインド、インドネシア、タイ、ベトナムが重点地域で、修士課程の総合科学技術研究科は英語で学位が取れるコースを設け、入学料や1年目の授業料などは徴収しない。修了生の4分の1は県内中心の日本企業に就職するという。

 同研究科で言語を研究し、卒業生・修了生代表として謝辞を述べたダオ・ティ・タン・マイさん(27)=ベトナム・フエ出身=も浜松の税理士事務所に就職する予定。式の後、「静大は学生も先生も優しかった。今後は日本の人たちにもベトナムのことを紹介したい」と話した。(大島具視)