[PR]

 名古屋市の男性(当時37)が自殺したのは過労が原因だったとして、両親が13日、男性が勤めていた名阪電機(名古屋市南区)と同社長らに対し、計約1億円の損害賠償を求める訴訟を名古屋地裁に起こした。

 訴状によると、男性は入社して10年あまり経った2016年11月下旬にうつ病を発症し、16年12月3日に自殺した。労働基準監督署は、うつ病発症前の1カ月間の時間外労働が120時間超だったことなどから、労災と認定。男性が過大な業務でうつ病を発症し、自殺したと認めた。

 両親が同社に損害賠償と謝罪を求めたが、同社は男性の死亡は「不慮の事故」で、業務と自殺との因果関係も否定したため、提訴に踏み切ったという。両親は、同社が労働時間などについて安全配慮義務を怠った、と主張している。

 同社は「責任者が不在なので、コメントできない」としている。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/