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 バルト3国の一つエストニアを代表する合唱団で、グラミー賞受賞歴を誇るエストニア国立男声合唱団が、初来日し、ツアー中だ。6都市8公演を予定し、27日には広島でも公演。団員たちは、病で逝った日本人の仲間への思いを胸に、ハーモニーを響かせる。

 1944年設立の合唱団は、国内外で数々の賞を受賞し「世界最高峰」と名高い。来日公演は「20年来の悲願」という。エストニア出身のトルミスや、ラフマニノフ、日本の松下耕らの作品を披露する予定だ。

 指揮者を務めるミック・ウレオヤさん(48)は、エストニアの歴史を語る上で「歌は重要な意味を持つ」と言う。合唱は、18世紀に同国を訪れたドイツの聖職者らから伝わり、普及。ソ連の一部だった時代は「抑圧の下で人々の表現手段となり、自由を求める戦いを歌が支えた」という。

 今年はエストニア独立百周年。…

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