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 南アルプスのトンネル工事で大井川の流量減少が懸念されているリニア中央新幹線の静岡県内工区について、JR東海は14日、静岡市内の山中につくる作業員宿舎と林道の工事を18日に始めると発表した。

 JRによると、着工するのはトンネル本体の工事に向けた準備工事で、同市葵区山間部の椹島(さわらじま)、西俣、千石の計9ヘクタールの敷地に工事作業員の宿舎計20棟と事務所棟などを建設し、車両搬入のための林道を整備する。宿舎は約750室で、2020年中ごろに完成予定。14日にJRの担当者が県庁と市役所を訪れ、県条例に基づく環境影響評価の調査報告書などを提出し、市から林道での工事車両の通行許可を得た。

 リニア新幹線は品川―名古屋間で27年開通を目指しているが、大井川流量の減少を懸念する県や周辺自治体、利水権者は本体工事着工に同意しておらず、県内は未着工となっている。

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