樹木希林さんがお亡くなりになりました。

 享年75歳。敬老の日にちなんで発表された「100歳以上が最多の6万9千人」「女性が88%」なるデータと比べると、お別れが早すぎたという印象があります。

 希林さんが「大腿(だいたい)骨骨折で手術」「一時危篤状態に陥っていた」ことを娘婿の本木雅弘さんが出席したイベント中、希林さんから託されたイラスト付きメッセージでマスコミに伝えたのは8月30日のこと。がんの影響もあり「肺のあたりが弱っている」との報告もありましたが、危機的状況は回避したと。

 9月4日。希林さんは10月13日に公開される映画「日日是好日」のプレミアム試写会を欠席するも、またまたイラスト付きの直筆メッセージを届け、黒木華さんが代読しました。

 さらに希林さんに関しては、「第71回カンヌ国際映画祭」でパルムドールを獲得した映画「万引き家族」が、今度は、「第91回アカデミー賞外国語映画賞」に日本代表として出品されることが決まったというニュースもありました。

 近年、特に精力的に映画出演をこなしていらした希林さんは、これまで何度も大病を克服してこられたように、再び私たちにお元気な姿を見せてくださると信じていました。

 しかし、16日の午後、マスコミを駆け巡ったのは「希林さんが亡くなったのではないか」。各社が確認に動き、関係者に取材を進める中、夕方近くになって明らかになりました。

 現役のままで……ということでいったら、昨年、「やすらぎの郷」(テレビ朝日系)のオンエア中に亡くなられた野際陽子さんや、今年、多くの出演ドラマやバラエティー番組を抱えたままお亡くなりになった大杉漣さんが思い出されます。

 そして希林さんもまた、これから公開になる映画や、ご自身の活躍が世界で認められるような場が待っている矢先でした。

 私の世代でいうと、「時間ですよ」で堺正章さんや浅田美代子さんと“トリオ・ザ・銭湯”を組み、劇中コントを見せてくださったことや、「寺内貫太郎一家」で西城秀樹さんから「きったねぇな~、ばあちゃんは」と怒られていたり、自室の壁に貼ってあった沢田研二さんのポスターに向かって「ジュリーー!」と身もだえたりするシーンが思い出されます。

 両ドラマで“はまさん”や“ば…

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