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 サッカーJ1のヴィッセル神戸は17日、成績不振のために吉田孝行監督(41)が辞任し、スペイン人のフアン・マヌエル・リージョ氏(52)が新監督に就任すると発表した。ただビザ取得などの手続きに時間がかかるため、当面は林健太郎アシスタントコーチ(46)が暫定監督となる。

 記者会見には三木谷浩史会長や強化部門のトップである三浦淳寛スポーツダイレクターが出席。三木谷会長は「我々が目指す攻撃的なポゼッションサッカーの経験値が高い。ポゼッションの開拓者とも言える人。まさか引き受けてくれるとは思わなかった」と話した。イニエスタやポドルスキら選手も私服で記者会見場に登場し、着席して発表を聞いた。

 リージョ氏はチリ代表やセビリア(スペイン)のアシスタントコーチを務めた経験があり、直近ではアトレチコ・ナシオナル(コロンビア)で指揮を執っていた。

 吉田監督は昨年8月、ネルシーニョ前監督の解任を受けてヘッドコーチから昇格。9位でシーズンを終えた。クラブは今季、ACL出場権(プレーオフを含む)を得られる3位以内を目標にしており、7月にはスペインの名門バルセロナから今年のワールドカップ(W杯)ロシア大会スペイン代表で世界的司令塔のMFイニエスタを獲得。しかし現在リーグ戦3連敗中で8位にとどまっている。吉田監督は「私の力不足で満足のいく結果を出すことができず、悔しい思いで一杯です」とのコメントを発表した。

 暫定監督となる林コーチは元日本代表で、ヴェルディ川崎(当時)や神戸、ヴァンフォーレ甲府などでDF、MFとしてプレーした。