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魚河岸ものがたり:31

 午前8時すぎ、築地市場内を竹籠(たけかご)や保冷バッグを持った買い出し人が行き交う。旬の食材を求めて、仲卸の店先で鮮魚やエビなどの品定めを始める。

 「若旦那、今日はスルー?」。東京都品川区の大森海岸の高級すし店の「若旦那」が通ると、左右の仲卸から声がかかる。明治43(1910)年創業「松乃鮨(まつのずし)」の4代目、手塚良則さん(39)。毎朝十数店、なじみの仲卸を早足で回る。甘エビ、車エビ、ボタンエビ、ノドグロ、予約客の好むネタを仕入れていく。

 「台風で今日は魚が少ないですね」。手塚さんは渋い表情だ。値も高い。今夏は天候不順で思うように仕入れができない日も多かった。

 8月下旬、ようやく青森・大間…

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