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 神戸・六甲山で開催中の現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート芸術散歩2018」で、屋外に展示されている立体作品が破壊されているのが見つかった。主催者は16日、兵庫県警へ被害届を出し、灘署は器物損壊容疑で捜査している。

 壊されたのは、六甲ケーブル六甲山上駅近くの飲食店「TENRAN CAFE」のテラスに設置されていた作品。デザイナーの笠井祐輔さんの作品で、動物をかたどった3体のうち1体がなくなり、2体は突起部分が折られるなどした。蹴ったりたばこの火を押しつけたりした跡もあった。

 展示場所は施錠されたエリアで、16日朝に店の従業員が見つけた。前日の閉店時に異常はなかったといい、何者かが夜間に柵を乗り越えて侵入し、壊したとみられる。

 総合ディレクターの高見沢清隆さんは「作品がこのような目に遭うのは、とても悲しくつらい。楽しい場所をセキュリティーで物々しい雰囲気にはしたくないが、両立できる方法を考えたい」と話している。(松本紗知)