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 大きなくちばしが特徴で、あまり動かない鳥として知られる「ハシビロコウ」を飼育する栃木県那須町の「那須どうぶつ王国」が、繁殖を目指して雌と雄の同居の準備を始めた。近く公開する。

 同園では昨年11月から雌、雄の1組で繁殖を目指していたが、8月19日に雄が死んだ。その直前に営巣行動が見られていたため、今月18日に神戸市内のグループ園「神戸どうぶつ王国」から新たに雄の「ボンゴ」を迎えた。雌の「カシシ」と同居させ、繁殖を試みる。

 ハシビロコウは絶滅危惧種で、日本動物園水族館協会は国内での繁殖例について「聞いたことがない」としている。協会加盟の6施設で計13羽が飼育されているという。(池田敏行)