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 自転車ロードレースの国内最高峰ツアー「Jプロツアー」が15、16日に山口県で行われた。初日のレースで宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手が優勝。チームも4年ぶり3度目のチーム年間総合優勝を決めた。

 15日は同県美祢市で「秋吉台カルストロード」が行われた。一周29・5キロを5周するコースだったが、参加した99人中、完走したのは13人という過酷な展開となった。

 増田選手は終盤、ライバルチームの2選手と先頭を走る展開に。増田選手にとって1対2で、味方のいない不利な状況となったが、残り300メートルの時点で増田選手がアタックを決めて振り切り優勝した。また、小野寺玲選手と岡篤志選手も10位以内に入り、トップに立っていたチームポイントをさらに伸ばしたことで、チームの総合優勝も決まった。

 バセドウ病を克服し、ここ一番のレースで力を発揮した増田選手。レース後には「アクシデントさえなければ自分はまだ一線で活躍できると確認できた。宇都宮ブリッツェンが一番強いチームだと胸を張れる」とコメントした。

 2日目は山口市で「維新やまぐちクリテリウム」が行われ、1・3キロのコースを40周するレースで、小野寺選手がチーム最高位の5位に入った。今季のツアーは残り3戦。清水裕輔監督は「総合優勝を確定させたチームとして恥じない走りを見せて、1勝でも多く積み重ねていきたい」とコメントした。(宮田真衣)