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 和歌山市内で安倍晋三首相らを警護中の和歌山県警の20代男性巡査が実弾入りの拳銃を走行中の車内から落とし、住民が拾った問題で、拳銃を発見した市内の自営業の男性(78)が18日、朝日新聞の取材に応じた。男性は「管理をしっかりしてほしい」と憤った。

 男性は14日午後8時ごろ、日課の散歩に出かけようと家を出た。自民党総裁選の決起集会のために安倍首相がこの日来県していたことは知らず、安倍首相が乗った車などの車列にも気付かなかったという。家を出てすぐ、和歌山市橋向丁の交差点付近の歩道に黒光りするものがあった。暗くてよく見えなかったが、近づくと拳銃のようだった。重量はあったが、精巧にできたおもちゃだと思った。

 県警の発表によると、巡査が走行中の車両から拳銃を落としたのは午後7時50分ごろとされ、その直後に男性が見つけたとみられる。

 男性は拳銃を拾い、ポケットに入れて1時間ほど散歩を続けた。帰宅したのは午後9時前。拳銃を一度家に置き、街路樹の水やりをしたが、私服警察官と思われる男性2人組が何かを捜すように近所を歩いていた。当時県警は、50人態勢で付近を捜索していた。

 男性は拳銃を捜しているのではないかと思い、午後9時5分ごろ、拳銃を持ち近所の大橋交番に向かった。交番近くには5人ほどの警察官が集まっていた。警察官に「捜し物はこれですか」と渡すと、「あ、これや」と、警察官は驚いた様子で受け取ったという。

 男性は「まさか、本物の拳銃が…

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