[PR]

 昨年7月の九州北部豪雨からの復興を支援しようと、大分県津久見市と福岡県久留米市の児童合唱団が17日、福岡市中央区のアクロス福岡シンフォニーホールで、チャリティーコンサートを開いた。計約160人の元気な歌声に、被災地から招かれた子どもを含む約1千人の聴衆が聴き入った。

 復興支援に当たる津久見市出身の小松利光・九州大名誉教授(河川工学)の呼びかけで、「津久見樫(かし)の実少年少女合唱団」と「久留米児童合唱団」が集った。両市はそれぞれ昨年の台風18号、今夏の西日本豪雨で被災。自宅が浸水被害にあった団員もおり、両市の復興も祈念した。

 両団は振り付けした童謡や映画音楽、金子みすゞの詩をもとにした組曲など、それぞれ約20曲を披露。「ふるさと」など復興を願う4曲は合同で歌声を響かせた。

 津久見樫の実少年少女合唱団団長の高校2年、薬師寺千帆さんは「思いを込めて練習してきました。合唱の力を感じました」。久留米児童合唱団団長の高校2年、片山さくらさんは「笑顔で歌うことを心がけました。被災された方々に喜んでもらえたらうれしい」と話した。

 収益は被災自治体に寄付されるという。(竹野内崇宏)