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 大分県の日本ジオパーク再認定に関する贈収賄事件で、同じ業者から他にも賄賂を受け取った疑いが強まったとして、県警が19日に県自然保護推進室主査の恒賀健太郎容疑者(41)を収賄容疑で再逮捕する方針を固めたことが、捜査関係者への取材でわかった。鹿児島市の地質調査会社「防災地質研究所」社員の吉永佑一容疑者(37)も贈賄容疑で再逮捕する方針。

 捜査関係者によると、恒賀容疑者は、県発注のジオパーク関連調査の業務委託などで便宜を図る見返りとして、昨年春ごろ、吉永容疑者から現金数十万円を受け取った疑いがある。

 恒賀容疑者は吉永容疑者に対し、県内のジオパーク関連などの契約で便宜を図っていた。県以外の自治体発注の契約で口利きすることもあったといい、県警はこれらの見返りに受け取った現金は総額計約300万円に上るとみている。

 恒賀容疑者は、県が随意契約で発注した4年おきの日本ジオパーク再認定に向けた地質調査の業務委託で便宜を図ったことなどの見返りに、昨年5月中旬、吉永容疑者から現金50万円を受け取ったとして、収賄容疑で逮捕された。