[PR]

時紀行

 兵庫県・淡路島の南約4キロ沖の紀伊水道に浮かぶ離島「沼島(ぬしま)」。「古事記」に登場するイザナギとイザナミの2神が降り立ち、淡路島や本州などを生みだしたとされる「国生み神話」の舞台「おのころ島」との説がある。島の周囲には、神話の世界を思わせる巨大な奇岩が点在し、島の漁船で1時間かけて奇岩巡りを楽しむクルーズが人気だ。

 陽光きらめく青い海原に、ゴツゴツした岩肌の絶壁が立ちはだかる。そのそばを「ドドドド」とエンジン音を響かせ、漁船が進む。やがて、海面から突きだした巨大な岩の柱が目の前に現れた。

 兵庫県・淡路島の南約4キロ沖の紀伊水道に浮かぶ離島「沼島」(同県南あわじ市)。その東岸沖にそびえる高さ約30メートルの「上立神岩(かみたてがみいわ)」だ。

 「昔、イザナギとイザナミの神様が海をかき回した『天(あめ)の沼矛(ぬぼこ)』の先端とも言われています」。漁船を操る島の漁師、前川仁(ひとし)さん(57)が、天に向かってそそり立つ岩を誇らしげに見上げた。

 沼島は、日本最古の歴史書「古事記」に登場する伝説の島「おのころ島」との説がある。イザナギとイザナミの2神が降り立ち、淡路島や本州などを生みだしたとされる「国生み神話」の舞台だ。

 沼島の周囲には他にも、竜宮城の屋根との言い伝えがある平らな巨岩や、黄泉(よみ)の国の入り口ともいわれる洞窟などが点在する。それらの絶景を漁船で巡る「沼島おのころクルーズ」は、5年前に島の漁師たちが始めた。

 所要時間は約1時間。気軽に「神話の世界」に浸れる船旅は、各地のパワースポットを巡る観光客にも知られるようになり、じわじわと人気を呼んでいる。

   …

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら