拡大する写真・図版 18日午後、平壌の平壌大劇場で行われた三池淵管弦楽団の歓迎芸術公演=平壌写真共同取材団。竹島(韓国名・独島)が入った朝鮮半島の地図も並べられた。

[PR]

 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が18日夜、南北首脳会談で平壌を訪れた韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領や随行員を招待した歓迎芸術公演で、日韓が領有権を争う島根県の竹島(韓国名・独島)を「祖国」とする歌曲が歌われた。

 平壌共同取材団によると、公演の最後に、北朝鮮の歌謡曲「白頭と漢拏はわが祖国」の歌詞の一部を「独島」に置き換えて歌った。ステージのスクリーンには、4月27日に板門店であった南北首脳会談で、文氏と正恩氏が握った手を掲げた写真が大きく映し出され、観客が大きな拍手を送った。

 芸術公演は、2月の平昌冬季五輪にあわせて韓国で祝賀公演した「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」が出演。文氏と正恩氏は、ともに夫人を伴って鑑賞した。会場には、竹島も描かれた大きな「統一旗」が掲げられていた。(ソウル=武田肇)