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 福沢諭吉(1835~1901)の代表的著作「学問のすゝめ」の初版本が、中津藩の藩医を務めていた大江家で見つかった。初版本は全国で10冊程度が残っているが、大分県中津市の家で代々保管され、来歴がわかる本の発見は初めて。市文化財室は「中津の人々に向けて書かれたことを裏付けるもの」と話す。

 「学問のすゝめ」は1872(明治5)年~76(同9)年に書かれた17編の小冊子。今回見つかったのは慶応義塾塾長を務めた小幡篤次郎との共著になる初編の中で、活版で数百部だけ刷られたとみられる初版本だ。時間がかかる活版印刷は4カ月で終わり、2版目からは木版印刷にして、初編だけで約22万冊が出版された。

 大江家の屋敷は現在、医家史料館になっている。初版本は今年3月、史料の目録作りをしていたヴォルフガング・ミヒェル九州大名誉教授が発見した。初版本の中では最も保存状態が良いという。

 「学問のすゝめ」は、諭吉の提…

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