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 発生から10年を迎えたリーマン・ショックは、日本と世界の経済をどう変えてきたのか。日銀前副総裁の中曽(なかそ)宏さんに聞いた。

 ――2008年9月のリーマン・ショック前に危機感を感じていましたか。

 「リーマン破綻(はたん)は決して突発的に起きたのではない。最初に異変を感じたのは07年7月、ドイツのIKB産業銀行が、米国の住宅金融関連資産の損失から経営が立ちゆかなくなった時からだ。米金融当局はサブプライム(低所得者向け住宅ローン)問題による損失は大きくならないと説明し、市場を沈静化させようとしていたが、その金額は次第に上方修正されていく。90年代の日本の金融危機の時の我々の姿に重なる既視感をおぼえて、不気味さを感じていた」

 ――日銀として万全の準備はできていましたか。

 「国際金融市場の動揺は時々小…

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