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 神戸市は19日、市職員労働組合(約8千人)の委員長(52)が、勤務時間中に市の許可なく組合活動に従事する「ヤミ専従」をしていた、と市議会で明らかにした。

 市によると、委員長は4月に農政部に異動後、午前中に職場で勤務し、午後はほぼ毎日組合活動に従事していた。市では、団体交渉など特定の組合活動をする場合は事前申請すれば有給で活動できるが、委員長は月に数回しか申請しておらず、通常通り給与を受け取っていたという。

 市職労の複数の役員がヤミ専従状態だった疑いが浮上し、市は今月、弁護士による第三者委員会を設け、委員長の組合活動も含めた実態解明を進めている。

 市行財政局の遠藤卓男局長は「極めて重大なことと受け止めている。第三者委の調査に誠実に対応したい」とコメントした。

 市職労は「第三者委の調査に誠意を持って応じる」としている。