稲垣千駿
音楽配信会社(東京都渋谷区)の音源を無断で使ってカラオケ用の動画を作成し、投稿サイトで公開したとして、警視庁は20日、都内の会社員の男を著作権法違反容疑で書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。「広告収入を得たかった。違法だと思わなかった」と話しているという。
捜査関係者によると、送検容疑は昨年11月、音楽配信会社がインターネットで有料配信しているカラオケ用の音源を5回にわたり不正にダウンロードし、歌詞などをつけたカラオケ用の動画をユーチューブに投稿し、同社の著作隣接権を侵害したというもの。隣接権は、著作物を伝えるレコード会社などに認められた権利。
男は2014年8月に登録した「Anriのカラオケ制作室」というページでカラオケ動画を多数投稿し、視聴回数が約260万回に上るものもあった。計約800万円の広告収入があったとみられるという。
ユーチューブ上では「オリジナル音源なので著作権や著作隣接権的にも安全♪歌ってみたや動画のBGMにお使い頂けます!」などと説明していたが、8月末までに閉鎖した。
■悪質投稿、サイトに削除…
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。
残り:667文字/全文:1125文字
2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報