[PR]

 好みのスープと具材を組み合わせたカップ麺が買える、日清食品初の直営店舗が10月3日、阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)内にオープンする。化学調味料を使わないのを売りにして、ふだん即席麺になじみがない人たちにも目を向けてもらう狙いだ。

 商品名は同社の創業者で、即席麺を世界で初めてつくった故・安藤百福にちなむ「モモフクヌードル」。まず、ニンジンやトマト、ホウレンソウなど10種の野菜具材から四つ(重複可)を選ぶ。スープはいずれも野菜のうまみがきいた「赤」「黄」「緑」の3種類。計2145通りから好みのものが選べる。注文後、3~4分で受け取れる。

 1食税込み540円と、カップヌードルの定番品の約3倍。賞味期限は1カ月。選ぶ時間がない人らに、工場で詰めあわせた3品も販売する。初年度の販売目標は80万食に相当する4億円を掲げる。

 カップの見ばえをよくするなどして贈答品としての需要も見込む。来年春ごろには阪急百貨店の通販でも扱う予定だ。

 日清は1958年に世界初の即席めん「チキンラーメン」を、71年にカップヌードルを発売した。若者らに支持されてきたが、時間とともに購買層の年齢も高くなっている。今回の新商品で「従来のカップヌードルのイメージを変えていきたい」(藤野誠マーケティング部長)と話す。(伊沢友之)