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 トヨタ自動車の超高級車「センチュリー」をスポーツカーに改造した特別車両が20日、日本自動車工業会の記者会見場(東京都港区)にサプライズ登場した。会長会見を終えた豊田章男トヨタ社長が後部座席に乗り込み、大勢の注目を集めながら走り去った。

 トヨタが展開するスポーツカーブランド「GR」の最上級車「GRMN」の特別車の位置づけ。車体色はGRシリーズ共通の白色で、グリルのデザインや、タイヤやホイールなどの足回りがスポーツ仕様に改造されているという。

 昨年10月にあった東京モーターショーの関連行事で大リーグ選手のイチローさんと対談した豊田社長が「一番気になる車」とセンチュリーの名前を挙げ、GRMN車の開発を宣言していた。トヨタ広報によると試作車は1台だけで製作費用は非公表。今のところ、市販予定はないという。

 センチュリーは皇室関係者や政財界の要人の送迎に使われるトヨタの最高級車。初代はトヨタグループの祖、豊田佐吉の生誕100年にちなむ1967年に登場し、今年6月に3代目が発売された。通常モデルの価格は消費税込み1960万円。(山本知弘)