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 俳優やスタッフが1カ月余り滞在して演劇作品を作り上げる岐阜県可児市文化創造センター(「アーラ」)の企画が今年もやってきた。俳優の竹下景子さんらを迎えた今回の作品は、「不条理劇の巨匠」と呼ばれる別役実の「移動」。どんな舞台になるのか、稽古は佳境を迎えている。

 この企画は、演劇評論家の衛紀生さんを館長に迎えてから始まり、今回が11回目。東京に一極集中する演劇界にあって、地方から全国発信する試みだ。新作主義の演劇が消費され続けるのに対して、あえて過去の優れた戯曲のリメイク、再評価を狙う。

 「移動」は別役が1971年に書き下ろした。登場するのは電信柱のほかに何もない場所をひたすら移動する人たち。演出する文学座の西川信廣さんは「とどまることを選べないのがこの作品のテーマ」と語る。書かれて50年近く経つが、「今の日本の不安と近い」とも。「この先何が待っているのかわからない。それでも前へ進まなければならない」

 「移動」を選んだことについて…

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