拡大する写真・図版 仕分けられるフグ=2018年9月21日午前3時16分、山口県下関市の南風泊(はえどまり)市場、金子淳撮影

[PR]

 フグの取扱量が全国一の山口県下関市の南風泊(はえどまり)市場で21日、シーズンの到来を告げるフグの初競りがあった。競り人と仲買人が筒状の袋の中で指を握り合って価格を決める独特の「袋競り」で、日本海や瀬戸内海でとれたトラフグが次々に競り落とされた。

 この日の天然トラフグの入荷量は、昨年より300キロ少ない130キロ。市場によると、悪天候や海水温の高さが影響したとみられる。最高値は1キロあたり1万9千円で昨年並みとなった。

 市場を運営する下関唐戸魚市場の見原宏社長(63)は「今年はフグ食解禁130年の記念の年。本場下関のフグをおいしく食べてもらいたい」と話した。(白石昌幸)