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 海に流出するプラスチックごみが世界的に問題となるなかで、化学や製紙企業が従来のプラスチックに代わる新素材の製品化に力を入れている。世界的な飲食店チェーンが相次いでプラ製ストローの削減を表明するなど、「脱プラ」の動きが広がっていることを商機ととらえている。

 三菱ケミカルホールディングスは8月、微生物によって分解されるため海を汚染しない「生分解性プラスチック」製のストローを開発したと明らかにした。硬さや透明度を変えて数種類を試作し、飲食店への売り込みを図っている。

 トウモロコシなど植物が主成分の生分解性プラは、通常のプラに比べ数倍高価で、採用をためらう企業も多かった。だが今後は、環境に優しい取り組みをPRして企業イメージを高めたい飲食店から需要が増えるとみる。広報は「素材の提供にとどまらず、ストローという製品で提示することで、細かいニーズを探りたい」と話す。

 素材ベンチャーのTBM(東京都)は石灰石を主原料にした新素材を使った商品開発を進めている。石灰石は海で分解されないが、環境に害を与えず、生分解性プラより安いのが特徴だといい、2014年に特許を取得した。

 すでにこの素材を使った弁当容器やクシの販売を始めた。さらに商品を増やしていき、20年には素材の生産能力を現在の6倍の3万6千トンにする計画だ。

 プラゴミは、全世界で少なくとも年間800万トンが海に流れ込んでいるとされる。海洋汚染にとどまらず、紫外線や波で砕けた「マイクロプラスチック」が有害物質を吸着して魚介類に取り込まれることで、人間にも悪影響が及ぶと懸念されている。

 米スターバックスやマクドナル…

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