[PR]

 太田市が私立中高一貫校「ぐんま国際アカデミー(GKA)」に対し、予算化を市議会に諮らず、計7億5千万円を貸し付けていたことがわかった。財政調整基金(財調)を充てており、市は公金の扱いが不透明で市財調条例に触れる恐れがあるとして、年度内にも手続きを見直す考えだ。

 市議会決算特別委員会で表面化した。市によると、GKA発行の学校債購入の名目で2012年から、満期金の再融資分を含めて計4回、7・5億円を年利0・6~0・3%で貸し付け。市議会には貸付金の存在も学校の財務状況も知らせていなかった。

 財調の運用は、預貯金または有価証券によると市条例で定められており、その場合は市議会の議決を要しない。ところが、市によると、GKAが発行した「学校債」の募集要項には「有価証券ではない」旨が明記され、条例にない運用先だった。

 市は今後も貸付金を続けたい考…

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら