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川魚の研究続ける高校教諭:富永浩史さん(34)

 高校教諭と研究者の二つの顔を持つ。根底には、川魚への尽きることのない愛情がある。幼少のころ、芦屋川でオイカワやカワムツを捕まえて遊んだのが原点だ。

 特に好きなのが、カマツカ。母親の実家がある京都府宇治市の用水路で、小学生のころから観察していた。体長20センチほど。北海道と沖縄県を除く各地に生息するが、川底に潜んでいることが多く、あまり知られていない。

 転機は高校生のころ。カマツカは1種類しかいないはずなのに、頭の形やシルエットがわずかに異なる2種類がいるように見えた。「新種がいるかも」。飼育してみると、片方はやせ、もう一方はやせにくかった。

 大学院生の時、全国の川を訪れ…

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