文科官僚は「とにかく脇甘い」 接待、一晩10万円超も

有料会員記事

矢島大輔 根津弥、小林孝也 編集委員・市田隆
[PR]

 文部科学省をめぐる汚職事件に関連し、4人の幹部職員が業者から不適切な高額接待を受けていたとして処分された。会合には国会議員も参加しており、「業」が「政」を利用し、「官」に接近した構図が浮かぶ。中央官庁幹部を相手とした接待は何度も問題となっているが、「文科省幹部は特に脇が甘かった」と指摘する声もある。

 「道徳をつかさどったり、先生を指導したりする立場。信頼を失墜させたのは大変大きなこと」

 引責辞職した戸谷一夫事務次官(61)は21日正午過ぎ、額に汗を浮かべながら報道陣に語った。

 処分理由とされたのは、文部科学審議官だった2015年10月に受けた接待。調査によると、元国会議員との会合へ誘われ、東京・四谷の飲食店で元議員や収賄罪で逮捕・起訴された前国際統括官の川端和明被告(57)ら計6人と会食。2次会は1人あたり5万円以上かかる銀座のクラブに移り、タクシー代も含めて少なくとも計6万2千円の費用負担を受けた。

 戸谷氏は当日、全く費用負担をしなかった。報道陣から「全額おごってもらっても普通?」と問われると、「自身の認識の甘さがあった」と釈明した。

 他の幹部も高額接待を受け…

この記事は有料会員記事です。残り2128文字有料会員になると続きをお読みいただけます。