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 紀の川市の特産の一つ、「温州ミカン」の果汁を使ったポン酢が商品化された。手がけたのは、今月初めの台風21号で甚大な被害を受けた市内の農家の女性5人組。落果し、廃棄されるはずだったミカンが生まれ変わったのは、「しやん?」の一言からだった。

 収穫を1カ月後に控えた今月4日。台風21号による強風などで大量のミカンの果実が落ちたり、木が倒れたりして、市内の多くの農家が影響を受けた。樹齢30年や50年を超える大木が引き裂かれ、根っこから引き抜かれた。その光景に農家の井関結加さん(49)は「ずっとそこにあったのに…」と目の前が真っ暗になったという。

 多くの農家が憂い、悲嘆に暮れるなか、ミカン農家の台丸谷久実さん(49)が「ポン酢しやん?」と農家仲間に声をかけた。台丸谷さんの家では大きく実を育てるために間引いたミカンでポン酢を作る習慣があった。「ここまで育ったミカン。どうにかして食べてもらいたいな」と女性たちが次々と賛同。井関さんら5人が集まって「紀の実」というグループを作り、ポン酢製造に取りかかった。

 「急がないと風味が落ちる」と…

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