[PR]

 開花まで長い年月がかかる竹の花が、土佐市西鴨地の国道56号沿いの竹林の一部で咲いていたのが見つかった。その数約330本。これほど規模の大きい開花は珍しく、23日に研究者らでつくる「竹林景観ネットワーク」の会員2人が訪れて調査した。

 山岸竹材店(須崎市)のの山岸義浩社長(55)が今月初旬、竹林近くを通りかかった際に発見。モウソウチクが枯れたように変色し、開花した痕跡があった。「竹林でこれだけ咲いているのは初めてで驚いた」と山岸さん。

 京都大大学院博士課程1年で竹の生態を研究する小林慧人さん(25)によると、花は初夏に開花。葉が落ちて、稲穂状の茶色く見える小さな花が咲いた後、枯れて現在の姿になった。

 小林さんは「モウソウチクがこれだけの本数で開花しているのは珍しく、初めての経験で勉強になる」と話していた。(菅沢百恵)