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 陸上2003年世界選手権男子200メートル銅メダリストで38歳の末続慎吾が23日、鳥取・コカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパークであった全日本マスターズ選手権(日本マスターズ陸上競技連合、朝日新聞社主催)に初出場し、タイムレースで行われた100メートル(35~39歳)を10秒95で制した。

 このレースの約1時間後に行われた全日本実業団対抗選手権の男子100メートルで優勝した26歳の山県亮太のタイムは10秒01だった。末続の自己ベストは10秒03で、この日の10秒95はこの年代では好記録だ。

 末続らしい、いい意味で力感のない走りでフィニッシュラインを駆け抜け、ゴール後の第一声は「気持ちいい」。それでも、「中盤で走りが乱れた。もう1本走りたい。条件がそろえば、10秒6台は出ると思うんです」。悔しそうな表情に、以前と変わらぬ探究心をのぞかせた。

 「生涯スポーツ、マスターズというものを味わってみたかった」と全日本マスターズに初出場。その走りを間近で見ようと、スタンドの最前列には多くの観客が集まった。「単純にうれしかったです」。この大会には100歳を超える選手も出場する。「とてもいい世界観。かけっこを楽しんでいる」と雰囲気を楽しんでいた。

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