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 県が撤去を終えたとしていた豊島(土庄町)の産業廃棄物が今年に入って新たに計約610トン見つかった問題で、専門家からなるフォローアップ委員会は23日、産廃の有無を追加調査する県の計画を承認した。産廃の処理方法は決まっていない。

 追加調査は、処分地約6・9ヘクタールのうち4カ所計3600平方メートルが対象。4~5月に筋状に掘った前回調査で汚泥やドラム缶が集中して見つかり、地下水調査でも高濃度の汚染が確認されたエリアで、深さ2~3メートルを全量掘削する。

 高松市で開かれた会議に出席した廃棄物対策豊島住民会議の安岐正三事務局長は取材に「全部やるわけにいかないので、怪しいところからやらざるを得ない。(調査箇所は)徹底的にやって欲しい」と話した。

 また、汚泥の一部について県がダイオキシン類の洗浄目標値を緩め、住民が反発していた問題について、県は、8~9月の再洗浄で従来の目標値を下回ったことから、目標値を元に戻すことも明らかにした。