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 千年以上続くとされる「田井の子供神相撲」が23日、高松市牟礼町の六萬寺であり、地元の小学生8人が土俵入りを奉納した。化粧まわしを付け、「ヤー」と大声をあげて四股を踏み、子どもの健やかな成長や地域の豊穣(ほうじょう)を願った。

 最後の参加となった牟礼小6年の福家陸仁(りくと)君(12)と足利大和君(11)は、白の化粧まわしをつけ、引退記念の土俵入りで相撲の型を披露した。福家君は「寒さや雨で大変な年もあったけど、6年間続けてきてよかった」、足利君は「緊張したけれど楽しかった。これからもみんなで神相撲をつないでいってほしい」と話した。

 市の無形民俗文化財に指定されている神相撲は昨年、日本ユネスコ協会連盟の「プロジェクト未来遺産2017」に登録され、支援を受けている。一方、少子化で参加者が減っており、保存会の陶山十八(すやまそうはち)会長は存続を危惧する。これまで田井地区の自治会のなかで参加者を募ってきたが、「今後は学校なども通じて広く参加を呼びかけたい」と話した。

 小学生以下のタオル相撲大会も開かれ、土俵で足を踏ん張ってタオルを引き合う熱戦に歓声があがった。(福井万穂)