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 起業家の育成・輩出を目的とした宮崎大学ビジネスプランコンテスト(宮崎大学、宮崎銀行主催)が22日、宮崎市の市民プラザで開かれた。昨年から始まり2回目。今年は疾病時の動物の変調を機械で検知する仕組みを発表した「Mitok(ミトック)」がグランプリを獲得し、副賞として30万円が贈られた。

 この日は、書類やプレゼンテーション審査を通過した宮大の学生・院生7組が参加した。大手IT企業やベンチャー向けファンド役員ら6人の審査員を前に、社会の課題解決につながる事業を提案。①新規性②実現可能性③表現力などを基準に審査が行われた。

 グランプリの「Mitok」は農学部3年の久保洋朗さんがプレゼンした。「動物病院にはナースコールがない」ため、獣医師が重症の動物に夜通し付き添うなど過重労働の問題がある、と指摘。その上で、人工知能などに動物の前兆行動を学ばせ、異常を検知し獣医師に知らせる「動物版ナースコール」というアイデアを提示した。

 審査員の新城裕司・宮大客員教授は「全体的にレベルの高いプランが多かった。今回のプランを実際に現実に移して頂きたい」と講評した。(松本真弥)