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 借金の「なし崩し」は「なかったことにする」なのか。「ほぼほぼ」の浸透度は――。文化庁は25日、2017年度の「国語に関する世論調査」を発表。そんな言葉の使われ方の変化や新しい言葉の広がり具合が明らかになった。

 調査は今年3月に実施。16歳以上の男女2022人が回答した。初めて尋ねた「なし崩し」では、「借金をなし崩しにする」を例文に挙げたところ、本来の意味とされる「少しずつ返していくこと」と答えたのは19・5%で、「なかったことにすること」と答えた人が65・6%にのぼった。

 「檄(げき)を飛ばす」は、本来の「自分の主張や考えを、広く人々に知らせて同意を求めること」が22・1%、「元気のない者に刺激を与えて活気付けること」が67・4%。過去2回と比べ本来の意味を答える人がやや増えた。「やおら」では本来の意味の「ゆっくりと」(39・8%)が「急に、いきなり」(30・9%)を上回り、06年度と逆転した。

 三省堂の16年新語大賞でもある「ほぼほぼ」。「使うことがある」は27・3%で、10~20代では5~6割に達した。「聞いたことはあるが使うことはない」が41・2%、「聞いたことがない」が31・0%だった。

 例示した「上から目線」の「目線」は57・4%が使うことがあると回答。「聞いたことはあるが使うことはない」が上回ったのは70代以上だけで、新しい言葉だが比較的通用していた。若い人が使う典型的な言葉とされた「タメ」は51・0%、「ガチ」は41・0%が使うことがあると答えた。「ガチ」は「使うことはない」(46・9%)の方が上回った。(上田真由美)

 岩波書店「広辞苑第7版」編集…

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