魚好き集う店作り目指し スーパー

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編集委員・長沢美津子
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魚河岸ものがたり:32

 午前7時半、築地市場のセリ場の端で緑のシャツを着た人たちが輪になっている。食品スーパー「オオゼキ」(本社・世田谷区)の鮮魚の担当者たち。

 イクラをしょうゆ漬けにするタレ数種を、みんなで試食し、決めていた。オオゼキでは秋、家でイクラを手作りしたい人向けに生筋子の販売に力を入れる。卵をばらすサービスも人気だ。統括部長の座田(さいだ)英明さん(48)は「各店から仕入れに来る担当者と、顔を見て話せるのが朝の築地。売り上げ目標も伝えていて、大事な営業会議です」と言う。

 オオゼキは首都圏に40店舗を展開。「スーパーには決まった魚しか置いていない」という先入観を覆す店づくりで、魚好きに知られる。座田さんは入社時から鮮魚を担当。店が3カ所だった頃から30年間、築地で鍛えられてきた。

 チラシでドンと価格を打ち出…

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