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 2020年度から始まる大学入学共通テストについて、多くの大学が不安を抱いていることが、朝日新聞と河合塾の共同調査「ひらく 日本の大学」でわかった。寄せられた各大学の入試担当者の声には、英語の民間試験の活用方法などの問題が解決されないまま、実施へ突き進む文部科学省サイドへの不満も寄せられた。(増谷文生)

 共通テストの英語は、「読む・聞く・話す・書く」の4技能を測るため、英検やTOEFLといった民間試験の成績が活用される。ただ、急激な変化に見舞われる高校に配慮して23年度までは、大学入試センターが「読む・聞く」の2技能を測る試験も継続する。調査では、24年度以降の英語の4技能試験についての考えを聞いた。

 選択肢の中で最も多くの大学が支持をしたのは「入試センターが4技能試験を作成」。共通テストでは元々、「話す」の試験を一斉に実施することが難しいため、センターが実施するのではなく民間試験活用を決めた経緯がある。だが、大学側はまだセンターに期待している傾向が浮かんだ。一方、「民間試験のみにする」は20%、「民間試験を一つに絞る」は10%。18%の大学が「民間試験の活用をやめるべきだ」とした。

 入試センターが試験を作成する…

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