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すくなかぼちゃのハロウィンカップケーキ(税別500円)※クリームのカップケーキのみ毎週水曜入荷

 当欄らしからぬキュートな写真ですが、間違いなくご当地スーパーで発掘したご当地食。

 高山のプチホテル&レストラン「ホワイトルンゼ」のパティシエ・熊本ゆうこさんの卵も小麦粉も乳製品も使わない米粉カップケーキは、アレルギーのある子どもを笑顔にしています。

 米粉は岐阜県の北端、高山市上宝町の「まんま農場」生産のコシヒカリ粉を使用。日本屈指の急流、高原川の源流域のため、化学肥料は不使用、農薬使用も最小限と、下流地域の環境にも配慮。寒暖差の激しい標高650メートルの地で育つお米は各種コンテストで賞に輝いた実力です。

 米粉との相性から熊本さんが厳選した、飛驒産リンゴなどを使うカップケーキの多彩な種類も魅力のひとつ。クリームたっぷりな「すくなかぼちゃのハロウィンカップケーキ」も期間限定販売中。宿儺(すくな)かぼちゃとは限られた生産者に守られている飛驒伝統野菜のひとつです。

 アレルギー対応のご当地食が手軽に味わえるのは、地域の食に向き合う熊本さんと農家、そしてスーパーの連携の力。これぞ厳しい自然の中で生きる飛驒の人々特有の助け合い精神。優しい味は、飛驒の優しさです。

採取地

フレッシュフーズ駿河屋 アスモ店

(岐阜・高山)

0577・34・7288

デジタル余話

 ホテルで腕をふるう熊本さんが得意とするのは地元産原料を使った、バターや牛乳、卵もたっぷりのスイーツ。でもある時、ホテルで挙式したご夫婦から、アレルギーのある子どもへの誕生日ケーキの注文を受けたことが米粉ケーキの誕生のきっかけに。バターや卵の香りが大好きな私ですが、熊本さんのケーキにはそれとは別の滋味深い味わいがあることを知りました。豆乳クリームは胃もたれせず、おばさんの体にも優しい。

     ◇

 菅原佳己(すがわらよしみ) スーパーマーケット研究家。著書に「日本全国ご当地スーパー掘り出しの逸品」など。

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