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 パナソニックは25日、プロや上級者向けの「ミラーレスカメラ」を来春に売り出すと発表した。世界で初めて同社がミラーレスを売り出してから10年。一般利用向けが中心だったが、新機種でさらに広範囲で高画質の撮影が可能となる。

 ミラーレスは、被写体をファインダーに表示する鏡をなくし、一眼レフカメラよりも小さくて軽いのが特徴だ。パナソニックが投入するルミックスブランドの「S1R」「S1」の2機種は、高級な一眼レフカメラと同様に大型センサーを初めて内蔵。価格は数十万円になる見込みだ。ドイツのカメラメーカー、ライカカメラのレンズが使える仕様にし、他社との差別化を図る。2021年までに、高級ミラーレス市場で10%のシェアをめざすという。

 同社のミラーレスは世界で売られ、この分野の「開拓者」として業界を引っ張ってきた。高級機種を拡充することで「世界の最先端の技術で勝負する」(本間哲朗・専務執行役員)考えだ。ただ、高級機種はソニーが先行し、カメラ業界2強のニコンやキヤノンも今秋に参入するなど競争が激しくなっている。(岩沢志気)