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 保育士不足に悩む大津市が、待機児童の解消に向け、保育施設への就職フェアをお隣の京都市で開催する。滋賀県内で募集しても限界があると考え、学生の街に手を伸ばすことにした。京都市は困り顔だが、背に腹はかえられないと異例の「領域侵犯」に乗り出す。

 フェアは29日、上京区のホールで開く。約40の私立の認可保育施設が参加。施設ごとにブースを構え、保育園の園長らが学生らに職場の魅力などをPRする。

 大津市の待機児童数は、2015年度以降3年連続ゼロだったが、今年4月1日時点で58人となった。厚生労働省によると、増加数は全国の市区町村で11番目に多かった。市内79の認可保育施設の約8割が定員を増やせなかったためで、背景にあるのは保育士不足だ。

 大津市では1745人(昨年4月時点)の保育士が働いているが、市は緊急事態宣言を出し、新たに保育士を採用した施設に計225万円を補助する制度を7月から始めた。

 ただ、県内で探すのは容易ではない。滋賀県は琵琶湖南側の一部で人口が増加しており、子育て世代の流入が進む。県内全体の待機児童数は大津市を含めて439人(4月)と前年同期と比べて83人増えた。

 保育施設を増やしても保育士確保がままならず、保育士の有効求人倍率(今年1月)は県全体で4・99。全国平均(3・38)をはるかに超え、東京都(6・43)、大阪府(5・13)に次いで高かった。

 大津市幼児政策課は「県内や市内で獲得できる保育士数は少ない」とみている。そこで目を付けたのが隣接する京都市だった。大学や短大など保育士の養成機関が多く、新卒学生にアピールできると踏んだ。

 大津市幼児政策課の担当者は「…

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